帰国、空港へ向かうまで
日本へ帰るって日はやはり、寂しくなるもんで・・・(北の国から風に)
何往復して自分の荷物をフロントへ運び、最後に手荷物を持つと、ガラ~ンとしたベッドとクローゼットだけの部屋になる。
本当に本当に帰っちゃうんだなって。
長袖、長ズボンに着替えている自分が居る。
日本は真冬。
忘れ物がないか、ベッドの下までチェックして確認。
部屋の鍵を持って、一礼する。
「いままでお世話になりました」気持ちを込めて。
気持ちよく過ごせたのもこのお部屋のおかげ
ありがとうございました。
ドアを開けて、閉める時もなぁ~~んにもなくなった部屋に頭を下げながら、
「また、来ますね」と言う。
ここで第一回目の「ウルっ」
フロントへ行くと、空港までの車を車庫から出し始めてる。
滞在中、沢山の人を見送ってきたけど、今度は私の番か・・・
「スラマッ・ジャラン!」(旅立つ人に言う長期会えない「さようなら」または「いってらっしゃい」)から、「スラマッ・ティンガル!」(旅立つ人が長期会えない人に言う「さようなら」)
チェックアウトはお昼にしてしまっている。
フロントにクトゥちゃんがお休みなのに来てくれていた。
「お~キョウコ!本当に日本に行ってしまうの?」
「クトゥちゃん?なんでいるの?」
「キョウコを見送りに(^^)」
すると、クトゥちゃん私にオレオレ(お土産)だと言って、ビニール袋を渡してくれた。
「見て!キョウコに似合うと思う」
中身を見させてもらうと、真っ赤なシャツと真っ赤なビーズの鼻緒のサンダル
「キョウコは赤が似合うと思うの。赤色は好き?」
大好きである。一番好きな色だ。なぜに私の好きな色を知っているのか?
好きな色に付いて話をしたことはなかったはず。
普段は黒かカーキ色
時々赤いキャミソールだけ。
滞在中はクトゥちゃんとよくおしゃべりをした。
「キョウコ!見てよ!靴が壊れちゃったの!」
底がパカリ
「安い給料だから買えないよ!ビーサンなら沢山持っているのに靴を履けって言うのよ。ああぁ~」
そんなクトゥちゃんの悩みもおしゃべり中あったっけ
なのに、自分の靴より私にお土産。
彼女を抱きしめてしまった。
「またここに来るって約束してね。それだけでいい」
第二回目の「ウルっ」
車に乗り込んで、「いい?」と聞かれると、もう帰る為の準備は出来ているので、「いいよ」と言うしかない。
バイバイ、バイバイ!手がちぎれるほど手を降った。
角を曲がるとすぐにみんなが見えなくなった。
そして、空港までの道、いままで流してみていた景色を私の小さな小さな脳みそに納めようと必死で見ていた。
空港が見えると・・・
第三回目の「ウルっ」
オレンジ色の電球が年々白に変わっていることに気が付く。
ぎりぎりの時間まで空港まで送ってくれたスタッフ達とゲートの入り口で写真撮影。
もう、そろそろ・・・いかなきゃ・・・
付いてきてくれたスタッフ達と握手して、ハグして・・・
バイバイ、バイバイ
「キョウコ!また日本語教えてね!」
「また来るからね。待っていてね!」
バイバイじゃないね。「またね」だね(^^)
入り口でE-チケットとパスポートを見せて入る。あ~本当に帰るんだっていう気持ち。
重いリュックを背負って、カートを引いて見えなくなるところまで何度も振り返ってはずっと立っていて見ていてくれていたスタッフ達が目に焼きついてる。
何往復して自分の荷物をフロントへ運び、最後に手荷物を持つと、ガラ~ンとしたベッドとクローゼットだけの部屋になる。
本当に本当に帰っちゃうんだなって。
長袖、長ズボンに着替えている自分が居る。
日本は真冬。
忘れ物がないか、ベッドの下までチェックして確認。
部屋の鍵を持って、一礼する。
「いままでお世話になりました」気持ちを込めて。
気持ちよく過ごせたのもこのお部屋のおかげ
ありがとうございました。
ドアを開けて、閉める時もなぁ~~んにもなくなった部屋に頭を下げながら、
「また、来ますね」と言う。
ここで第一回目の「ウルっ」
フロントへ行くと、空港までの車を車庫から出し始めてる。
滞在中、沢山の人を見送ってきたけど、今度は私の番か・・・
「スラマッ・ジャラン!」(旅立つ人に言う長期会えない「さようなら」または「いってらっしゃい」)から、「スラマッ・ティンガル!」(旅立つ人が長期会えない人に言う「さようなら」)
チェックアウトはお昼にしてしまっている。
フロントにクトゥちゃんがお休みなのに来てくれていた。
「お~キョウコ!本当に日本に行ってしまうの?」
「クトゥちゃん?なんでいるの?」
「キョウコを見送りに(^^)」
すると、クトゥちゃん私にオレオレ(お土産)だと言って、ビニール袋を渡してくれた。
「見て!キョウコに似合うと思う」
中身を見させてもらうと、真っ赤なシャツと真っ赤なビーズの鼻緒のサンダル
「キョウコは赤が似合うと思うの。赤色は好き?」
大好きである。一番好きな色だ。なぜに私の好きな色を知っているのか?
好きな色に付いて話をしたことはなかったはず。
普段は黒かカーキ色
時々赤いキャミソールだけ。
滞在中はクトゥちゃんとよくおしゃべりをした。
「キョウコ!見てよ!靴が壊れちゃったの!」
底がパカリ
「安い給料だから買えないよ!ビーサンなら沢山持っているのに靴を履けって言うのよ。ああぁ~」
そんなクトゥちゃんの悩みもおしゃべり中あったっけ
なのに、自分の靴より私にお土産。
彼女を抱きしめてしまった。
「またここに来るって約束してね。それだけでいい」
第二回目の「ウルっ」
車に乗り込んで、「いい?」と聞かれると、もう帰る為の準備は出来ているので、「いいよ」と言うしかない。
バイバイ、バイバイ!手がちぎれるほど手を降った。
角を曲がるとすぐにみんなが見えなくなった。
そして、空港までの道、いままで流してみていた景色を私の小さな小さな脳みそに納めようと必死で見ていた。
空港が見えると・・・
第三回目の「ウルっ」
オレンジ色の電球が年々白に変わっていることに気が付く。
ぎりぎりの時間まで空港まで送ってくれたスタッフ達とゲートの入り口で写真撮影。
もう、そろそろ・・・いかなきゃ・・・
付いてきてくれたスタッフ達と握手して、ハグして・・・
バイバイ、バイバイ
「キョウコ!また日本語教えてね!」
「また来るからね。待っていてね!」
バイバイじゃないね。「またね」だね(^^)
入り口でE-チケットとパスポートを見せて入る。あ~本当に帰るんだっていう気持ち。
重いリュックを背負って、カートを引いて見えなくなるところまで何度も振り返ってはずっと立っていて見ていてくれていたスタッフ達が目に焼きついてる。
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